Melexis、小型モータ用途向け5V対応のピコ・リゾルバ・ファミリーの拡充を発表

ベルギー・テッセデルローハム、2026年9月1日 – Melexisは、小型Triaxis®ピコ・リゾルバ製品群を拡充する「MLX90381 5V」を発表しました。これにより、車載、次世代モビリティ、ロボティクス分野における多様なモータ用途をサポートします。制約の多い従来のTMRソリューションとは異なり、この新しい5Vバリアントは圧倒的な配置の柔軟性を実現します。この自由度の高い設計アプローチにより、設計者は精度を犠牲にすることなくモータの小型化を達成することが可能となります。

Melexis Expands Pico-Resolver Family with 5V Variant for Compact Motor Applications

モータの小型化、静音化、高効率化に対する要求が強まる中、限られた機構スペース内で高精度なロータ位置センシングを統合することは、設計上の大きな課題となっています。特に、貫通軸(through-shaft)モータ、ブレーキモータ、ステアリングモータ、電動アシスト自転車(e-bike)ドライブ、その他コンパクトなアクチュエータ・システムなど、軸端(end-of-shaft)でのセンシングが困難な用途においてはこの問題が顕著です。こうした環境において、設計者は余計な機構的複雑さや基板(PCB)占有面積を増やすことなく、柔軟な配置を可能にする位置センシング・ソリューションを必要としています。

この要求に応えるため、MLX90381 5Vは、Melexis独自のTriaxis®ホール技術と、高速な正弦(sine)および余弦(cosine)アナログ出力をコンパクトなDFN-6パッケージに統合しました。3次元で磁束密度を測定し、X/Y、X/Z、またはZ/Yの磁気軸対を選択できるようにすることで、回転磁石に対するセンサの配置自由度を大幅に向上させています。軸側(side-of-shaft)および貫通軸モータの設計において、センサを磁気トラックの下方や至近距離に配置できるため、追加の側面スペースが不要となり、機構的制約の軽減、PCBレイアウトの簡素化、小型アセンブリにおける公差管理の容易化に貢献します。

MLX90381 5Vは2 µsの出力更新レートを実現し、50,000 rpmを超える回転速度を測定できるため、DCおよびBLDC / ブラシレスDCモータおよびPMSMモータ・アーキテクチャにおける精密なロータ位置検出に最適です。プログラマブルな感度とフィルタ帯域幅によりシステム性能の最適化に柔軟性をもたらし、I²C通信により製造時のデバイス設定やキャリブレーションをスムーズに行うことができます。

2.0 mm x 2.5 mm x 1.0 mmの小型DFN-6パッケージに収められたMLX90381 5Vは、-40℃~160℃の広範な動作温度範囲、内蔵診断機能、コンテキスト外の安全要素 (SEooC) ASIL B準拠、およびAEC-Q100認証を備えており、厳しい車載および産業用途の設計要件を満たしています。

「MLX90381 5Vは、5V電源で動作する小型モータ・システムにおいて、リゾルバベースの位置センシングを採用する自由度を向上させます」と、Melexisのアプリケーション・エンジニアであるDavid Goyvaertsは述べています。「柔軟なTriaxis®磁気センシング技術、高速正弦/余弦出力、そして小型パッケージを組み合わせることで、車載、次世代モビリティ、ロボティクスなどの用途において、高精度なモータ制御をサポートしながら統合時の制約軽減に貢献します。」

MLX90381の対象用途には、電子バルブ(e-valve)、シートモータ、ドアハンドル、ブレーキモータ、ステアリングモータ、e-bikeモータ、ケイデンス・センシング、および小型ロボット・アクチュエータなどが含まれます。

サンプルは現在入手可能です。詳細は www.melexis.com/MLX90381 をご覧ください。


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